スクエアリュック
2016.12.9
年末ということもあって、今月は特に色々な革の商品が店内に並んでいる気がします。
今日ご紹介する鞄も然り。
今ある中で一番容量のある正方形フォルムのリュックを作りました。
右のカスターニョは定番革のミネルバ・ボックスを使用したもの、
左のグレーがかった方は、イタリアから仕入れた蝋引きの革「シビラ」を使っています。
「シビラ」は2年前に登場しているのですが、今回の引っ越しを機に改めていいなと感じた革。
表面の白い粉(蝋)が長く使っていくと溶け出し、本来の風合いや色が見えてくる。
使い方でその濃淡が大きく変わる、使う楽しみの大きな革です。
ボストンバッグ(G-39)の構造を使っていますが、リュックということもあって
背負いやすいボリューム感に落とし込んでいます。
すっきりと見えるけれど、幅広いマチや上部までマチを広くとっていること
正方形フォルムでかなり容量があります。
A4サイズのプラスチックケースが2つ余裕を持って収納できるほど。
ファスナーが下までついているので、ガバッと大きく開きます。
大容量鞄だからこそ重要な、内ポケットは2つ。
前面側にファスナーポケット
後面側にはオープンなポケットが付きます。
荷物を入れて背負うと、下がポテっとしてまた違った印象に。
とにかく大容量なので、1~2泊の旅行にもこれ一つで十分です。
そして、前回ご紹介した”サドルプルアップ”。
ブリーフケース(G-57)を作りました。
ツルツルとした表面と艶で、より風格のある鞄に。
いずれも現品販売となりますので、詳しくは店舗まで。