裏が表の
突き抜けるような高い空、ずいぶんと近づいた秋に
金木犀が香る気がする今日このごろ
いい陽気も手伝って、お出かけしたくなるときにおすすめの鞄をひとつ
ご紹介します。
サンプルとしては久々に登場する、リバースレザーのハンドバッグです。
リバースレザーは、通常の裏面を表として使えるように加工されているのが特徴。
もちろん通常の表側も使えるので、表・裏で全く表情が変わる素材なのです。
ちなみに↓↓
通常の裏面を表にしたトートバッグ(G-42)
通常の表面を表にしたショルダーバッグ(G-48)
ざらざらとさらさらの違いです。
今回のサンプルバッグは、トートバッグ(G-42)と同じく、通常の裏面を
表にしていてざらざらした質感です。
おまけに全体的にかけた洗い加工で、独特の風合いがいっそう際立っています。
リバースレザーはその革自体が個性的ながら洗い加工との相性が良く、
くたくたになりすぎず雰囲気を保ってくれるようです。
と、ついつい風合いに目がいきがちですが、横から見ると、この
個人的には、留めているカシメがワンポイントになっているのを
見ていただきたいところです。
製作したことがありますが、こちらは初の1本手。
本体のマチからマチに渡る幅広の取っ手は
手持ちで握るときも
腕に通すときも
うまく力が分散されるようで、この取っ手の良さがどちらにも活かされています。
また、本体は箱型、2枚のフラップを重ねる仕様で控えめなギボシ。
留めやすいように設置したくり抜きはとてもラフで
ラフである分、使い方も自由でフラップを留めずに使うこともできます。
長い荷物が多少出ても、見栄えがすると思います。
本体はキューブトート(G-47)Sサイズ(左)と同じくらいのサイズなので
長財布もすっぽり。
広い底マチで立体のポーチも入る、きちんとおでかけサイズです。
取っ手の握り具合や、本体のラフさが洗い加工で程よく馴染んだ
肩肘張らないのびのびとしたハンドバッグ