ポケットかポーチをもうひとつ vol.2
かねてよりサンプルとして取り扱っていた紙風船ポーチ(GS-38)が定番商品として
お披露目された今日。
豪快に降ったり止んだりお天気雨だったりでしたが、晴れた時の気温に乗じて
今日のサンプルは「夏に向けて」シリーズ。
先々週に引き続き“+ポケットかポーチ”ということで、ポシェットが
仕上がりましたのでご紹介します。
薄くて軽く、それでいてガラス玉で磨かれた表面がとても豊かな表情をたたえています。
どれもミニマムに、二つ折り財布、スマートフォン、パスケースが収納できる程度の大きさ。
※タテ・小のみ、Wラウンドファスナー財布(GS-22)などのコンパクト財布向きです
このくらいライトなポシェットには、薄いユーフラテの1枚かぶせがよく似合います。
平たいながらも収納できるアイテムの厚みが収まるように、底面2箇所を少しつまんで
立体的にしています。
ちょっと出してすぐしまうようなパスケースなどの小さいものを手前に、
本体にはお財布など大きめのものをざっくりと収納するのがオススメです。
背面には何もつけないシンプル仕様、身体に沿うようなストラップのつけ方も
使いやすさが増すところです。
そして、作りとしてはとても珍しい挑戦をひっそりと施しています。
マチ部分です。
通常、側面の強度をもたせる場合、革を筒状に縫いこむパイピング↑をすることが
多いのですが、(参考:クラッチバッグG-38)
今回はショルダーストラップで使用している分厚い1枚革のパーツを
代わりに挟み込んで、ぐるりと縫い合わせました。
極厚のコバが盤面の薄いユーフラテに挟まれて、不思議な安心感。
絶妙な厚さの組み合わせを実現していて、これまた
1cm幅という細身のストラップとのバランスがとれています。
また、ストラップは10穴調節タイプなので、短めに使うこともできます。
かぶせとの絶妙なバランスと柔らかい曲線が作るフォルムがラフで身軽なポシェット。
ちょっとそこまでコンビニ、や、仕事中のランチ、旅行中の必需品を身近に、、、など、
いろんなシーンに似合う鞄です。