オセロ
今日ご紹介するのはこちらの2点
ブログでご紹介したことのある、しずくマチの肩かけトートとスマートブリーフケースが
それぞれ転じたバージョンです。
まずは「白」から。
正確にはオフホワイトで、珍しいこの色味はサンプルで仕入れたヌバックで作ったものです。
ヌバックは吟面（表面）を細かいヤスリで削って起毛させた革。
見た目にも手触りもとてもソフトな素材です。
さらさら、マットなテクスチャーが、通常のラインナップにはない質感で新鮮です。
もともとこのモデルは、スムーズな表面とハリが特徴のミネルバ・リスシオで
作っているのですが、このヌバックバージョンもある程度の厚みをもって形状が保たれ、
また本体口がきちんと引き締まっていることでむやみに潰れることはありません。
この柔らかさのおかげでいい意味で革特有の重厚感がなく、ざっくりと使えます。
手持ちでも
肩かけでも
気まぐれで革タグの紐がヌメの丸紐になっている今回の肩かけトート。
この革の入荷目処がたっていないために残念ながら現品限りではありますが、いつもと違う質感と
意外と男性でも似合うということを是非お手にとって確かめていただけたらと思います。
一方の「黒」はあのタテ型スマートブリーフケースのヨコ型バージョン。
もちろん、しっかりA4ファイルが収納できるサイズです。
程よいバランスの棒屋根とパイピングで、コンパクトに見えます。
マチのかなり下までファスナーが下がるので、モノの出し入れがしやすく
タテバージョンと同じく、こちらも両開きで使いやすいファスナー口に仕上げています。
また取っ手と棒屋根の接地面も、革で巻き込んで取り付けるなど金具を極力使わずに
仕上げたことであまり重量を感じません。
規格サイズのポピュラーな比率で、よりビジネスバッグとしてのイメージが強い鞄になりました。
手持ちのみの仕様です
ご紹介した商品は、どちらもサンプル品のためOrgan店頭でのみのお取り扱いとなります。
また、ご注文いただく形でミネルバ・リスシオでの製作は可能ですので、気になる方は
是非お問い合わせください。
立夏も過ぎ、水耕栽培中
