幅広1本手のファスナートート
2015.10.9
今日のサンプルは、
以前、ラクダの革で挑戦したフォルムを、定番素材の中で一番薄くて
しなやかなタイプで実現させました。
ユーフラテです。
壁に吊るすと、もともと軽いのに鞄の重みだけでもうまれる落ち感が絶妙であります。
太めの一本手、肩かけのファスナートート。
幅広の取っ手は同じく柔らかいので、ちょっとしたときに手持ちしても
ほどよく馴染みます。
底面が広いのでだいたい自立しますし
（収納するものにもよりますのであくまで目安ですが・・・）
A4ファイルが余裕で収納できるのに、荷物が少ないときは
見た目がかさばらずとてもスマート。
また、例えばファスナーが扱いやすいよう、厚い革パーツを ファスナーに
並行して取り付けるなど、ユーフラテの鞄は強度面も含めて、厚い革を
あてることが多いのですが、
厚革をあてる場所で全体のフォルムが大きく異なるのが、柔らかい革の
面白いところです。
※参考はファスナー式の肩かけトート(G-33)
現品はアンバーよりもネイビーの横幅が少し狭め
なのですが、横幅は下に落ちるのであまり大きさの差は感じられません。
どちらもA4ファイルが入るので、あとは実際持ってみたバランスを
見ていただけるといいと思います。
ちなみにマチと取っ手の継ぎ目も少し仕様が異なります。
