不思議なフォルム、カラフルポーチ
2015.2.13
今日のサンプルアイテムは、こちらの
ああ、ポーチね、と侮る無かれ。
革小物は特に、使用する革パーツや作る工程が、ともすると鞄以上にタイトに
設定されていることが多く、日々、無駄な工程を省き、より丈夫に仕上がるよう
努力を重ねているわけなのです。
もちろん、見た目に訴えるアイテムや(革にしては)機能重視!など、
いろいろな視点で商品を取り揃えていますが、今回のポーチは
そんな作る工程を今一度見直し、1度の縫製で側面と底面を縫い上げて
形作ることに挑戦した結果といえます。
というわけでウンチクじみてしまいましたが、とりあえず副産物としての
不思議なフォルムがとても特徴的なポーチです。
おおまか2枚のパーツを合わせることで側面と底面の立体感を実現しました。
一直線のファスナー口はコンパクトなので、だらりと広がることもなく、
また珍しい形に反して意外と自立します。
ラインナップは最少タイプ(現品の色:ナポリ)でも
ダブルファスナーマルチケース(GS-29)のMサイズと同じくらい
真ん中サイズ(現品の色:ネイビー)は
ショルダーバッグ(G-13)SYサイズ大。
最大(現品の色:グリージオ)は
こちらのショルダーバッグ(G-26)Mサイズ
ミネルバ・ボックスの柔らかい質感も手伝って、立体物を入れるのにもってこいです。
旅行先でのドライヤーや充電器系統、はたまた一番大きいサイズには一眼レフも
レンズと本体を分けた状態で入りました。
容量としては、寛容なマチのおかげで比較した鞄やポーチを超える勢いです。
小物入れとは呼ばせない包容力があります。
話変わって、以前にご紹介した鞄シリーズの中で、革素材の異なるタイプを
作りましたのでそちらも少しご紹介。
どちらも明日より現品が店頭に並びます。