頭一つ分の楽しみ
急に気温が下がり冬らしい冬となった今日。
なんだかまた、雪の予感です。
今日のサンプルは、こちら。
ユーフラテ革の長財布。
大きさ・基本の作りは同じ、留めなどの仕様を3点少しづつ変えて作りました。
一見至極シンプルで、変わりなく見えるこのお財布。
実は、通常のお財布より大きめ。
定番のラウンドファスナー長財布(GS-27)と比べると、頭一つ分大きい。
長財布というと、一般的には出来る限りコンパクトにコンパクトに。
どうやってミニマムに仕上げるか、という方向に詰めて作ることが多い様に思いますが、
今回は真逆。
この大きさに拘りました。
3点に共通するのは、各々アクセスがし易いこと。
これも、この大きさゆえの使いやすさなのです。
財布を開くと、まず目に入るカード達。
カード入れは8ヶ所。
敢えて横幅にゆとりをもたせ、それぞれカードが2・3枚収納できるようになっています。
カードの頭もいつもより少し出ているのは、パッと見て確認出来取り出しやすいように。
カード入れの後ろは、お札が入る大きな収納スペース。
通帳やパスポートもスッポリ収まります。
お札の出し入れも、実にスムーズです。
そして、このお財布の一番のポイントは何と言っても小銭入れ。
この通り、本当に大きく開きます。
大きな袋を携えているような小銭入れ部分。
ユーフラテの柔軟性もあって、取り出しやすさは抜群です。
使いにくそうに見えたファスナータイプも、ゆとりを持ってファスナーをつけているので
実際は意外にも使いやすい。小銭を頭によせると、よりいいです。
この薄く、折りたたんだような形が出るように、一度水で濡らし
癖付けをしています。
いつものユーフラテに、プラスの風合いが生まれました。
「久しぶりに、自分で使いたいお財布が出来た。」と早速使っているマリ。
頭一つ分にどんな楽しみがあるのか?
ぜひ、店頭で手にとって見て下さい。