馬と牛
2015.1.23
冬至から約1ヶ月、少しずつ日の当たる時間が長くなっています。
さて、そんな今日の主役は先週の「つつむ」を踏襲した
ファスナートートです。
昨年末から続いているイタリアから買い付けた3.5mm厚の牛革で包みました。
(包む、、、いまさらですがなんだか食べ物の紹介みたいです)
向かって左の馬革、表面はごく細かく毛羽立たせたかのようにさらさら、
(ふわふわという表現が近いのかもしれません)
それでいて表面に対しては比較的かたく、ソフトキップとはだいぶ違う印象です。
一方の3.5mm(右)は、シボの凹凸がはっきりして、オイルを含んだ
しっとりとした質感。
そして、フォルムでいうと今回のトートで特筆すべきはこの
上部からマチを縫いこむようなこの独特な構造によって、マチにかかるくらいまで
ファスナーを伸ばせるようになっています。
ほんの数センチかもしれませんが、とても画期的です。
柔らかく、強度のある革ならではの作りになりました。
また、ぱっと見はA4ファイル収納があやしいところなのですが、
お弁当箱など嵩張るものを入れた時は
自由に対応してくれます。
もちろん先週同様、つつむことで生まれる空間に
ファスナー口が思ったよりコンパクトだからか、持ってみたときの見た目は
女性でも大きすぎる印象はありません。
そういえば幸運にも色味がぴったりの、馬と牛のコンビトートです。
余談ですが本日、定番商品に仲間入りしましたこちらのリュック(G-53)
縦方向に開け閉めできる大きな前ポケットにすっきりした本体。
ラインナップで初のファスナータイプです。
こちらも今、店頭に現品がありますのでぜひ。