ベビーカーフ再び
2016.2.19
今日は「晴れ」。気持ちの良い天気です。
春一番が吹き、三寒四温を繰り返しながら春に向かうこの季節。
今日のサンプルは、ほんの少し装いも軽くなった今の気分に丁度良い、
一昨年の年末企画で登場した「ベビーカーフ」を使ったトートバッグです。
一昨年で全て終わってしまったと思っていた「ベビーカーフ」。
偶然にも最近見つけたようです。
子牛の革なので、元々の大きさがとても小さく、
以前の企画時は小物のみのお作りでした。
なので、「ベビーカーフ」でのバッグは初めてのお目見えではないでしょうか?
とても薄く、布のように軽くてふんわり。
たわんだり、揺れたり。
スウェードの様なマットな質感。
左右2点で取っ手を支えることで、その動きはより豊かに。
革の軽やかさが出るように、マチは設けていません。
取手はしっかりと、厚革を使用。
手に触れる部分はベビーカーフを巻いているので、手触り良く。
金具は取っ手を支える両サイドのみ。
口は折り返しているのみ。縫い目はありません。
ポケットもなく「袋」に近い形です。
小さい方に収納してみました。
文庫本(GS-45)、長財布(GS-21)、ポーチ(GS-29)。
普段のお出かけには十分な容量です。
大きい方にも収納してみました。
こちらはB5ノートが入るくらいの大きさ。
先ほど収納したものに+B5ノート、ペンケース(GS-47)を入れました。
写真左:小さい方は、少し丸みを帯び。写真右:大きい方は、まっすぐに四角い印象。
小さい方は、手持ちが丁度。
大きい方は、肩掛けが丁度。
中に物を入れて、少したわんだ姿が何ともいえません。
軽やかで、自由な存在です。